弊社 -川崎研究グループ- のコア技術について

■ 研究開発テーマ「センシング」

センサ用デバイス・回路、搭載試験用ワイヤレスセンサモジュールに加え、システム応用として計測および観測用センサモジュールの研究開発を紹介する。実績
・センサデバイス・集積回路、集積化アレーアンテナ
・RFセンサ
・ヘルスモニタリングワイヤレスセンサ
・安全監視・防災・救助用レーダ高周波部、計測制御システム
・アクティブ集積アンテナ(Active Integrated Antenna : AIA)
・超小型衛星搭載用干渉計
・(提案)自然災害監視用レーダシステム

技術紹介

「はやぶさ2」サンプル回収用追跡レーダの開発
「マリンレーダ用X帯400W級GaN高出力増幅器」
(JAXA宇宙研・探査ハブ/(株)光電との共同研究)

革新実証3号機搭載予定「HELIOS」干渉計の開発
「角度検出用C帯電子走査型アレーアンテナ送受信部」

HELIOS干渉計では位置の確定している送信系から電波を送信し、膜面搭載の4素子のアンテナアレイで受信する。アレイ素子間では送受信アンテナ間の位置関係で決まる受信信号の位相差が存在する。受信された信号の位相差を検知することで、送信アンテナに対した受信アンテナの傾きを計測する。

周波数帯はISM帯である5.8GHzを採用する。受信部は5.8GHzで受信した信号を4素子内で同相でダウンコンバートし、IF信号を筐体内のエレキボックス位相検知部に有線で伝送する。位相検知部で測定した位相差情報は衛星本体を経由し地上局に伝送される。


■ 研究開発テーマ「高速データ通信」

マイクロ波ミリ波を用いた高速データ通信用集積回路、モジュールおよび送受信システムの研究開発を紹介する。
実績
・通信用半導体デバイス、マイクロ波・ミリ波・テラヘルツ波集積回路、混成半導体集積回路(Hybrid Semiconductor Integrated Circuit : HySIC)
・超遠距離通信用送受信アクティブ集積アンテナ
・電子走査型アクティブ集積アレーアンテナ(アクティブ集積フェーズドアレーアンテナ(Active Integrated Phased Array Antenna : AIPAA)
・データ伝送用変復調回路
・5G・IoT通信用送受信機

技術紹介

宇宙通信用地上局GaN高出力送信機の開発
「S帯1kW級GaN個体増幅装置」

(JAXA宇宙研)

■ 研究開発テーマ「ワイヤレス電力伝送」

ワイヤレス技術によるセンサ情報とデータ通信に加え、送電側から送られてきた電磁波を受電側で電子機器の駆動に有効な電力に変換するための、集積回路、送信送電・受信受電システムの開発を行った。これにより、宇宙機や車両等の移動体の内部がワイヤーハーネスフリーのシステム、オールワイヤレス化システムの実現を図る。
実績
・マイクロ波電力伝送用高出力増幅回路
・混成半導体集積回路(Hybrid Semiconductor Integrated Circuit : HySIC)、受電用高効率レクテナ
・ワイヤレス通信電力伝送(Wireless Communication and Power Transmission : WiCoPT)モジュール
・無線電力伝送用送受電システム

技術紹介

「はやぶさ2」サンプル回収用追跡レーダの開発
「マリンレーダ用X帯400W級GaN高出力増幅器」

■ 研究開発テーマ「環境発電」

再生可能エネルギー利用システムの開発などでSDGsに貢献する自律的発送電システムや通信センサシステム用のデバイス、集積回路やモジュールの開発を行った。また、このICETを用いた衛星により、グリーンでエコな宇宙開発を促進する。
実績
・RFエナジーハーベスタ
・自律的ワイヤレス通信センサモジュール


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